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住宅ローン完済後1年経ってわかったこと

住まい

長い住宅ローンがなかなか終わらず、途中で嫌になってくることがありますよね。

3000万円の35年ローンを10年で完済した経験から、その後の人生はどんなものになったのか、1年経ってわかったことをまとめました。

途中で挫折しないために、少しでも気持ちが軽くなれば嬉しいです。

お金の負担が減る

お金と家

当たり前ですが、毎月払っていた返済が丸々無くなります

私の場合はマンションなので管理費は掛かりますが、賃貸の家賃に比べたら微々たるものなので負担は大軽減

ローンに掛かっていた、手数料利子ももちろん無くなります。

毎月返済していた分のお金は無駄遣いしないよう投資に回しました。

ローンの重圧から解放

解放

お金以外で一番大きかったのが、マインド面です。

毎月返済するお金のことが、いつもどこか頭の片隅にありました。

小さいことに思うかもしれませんが、実は結構なストレスでした。

ローン返済中は借金をしているという状態なので、部屋で過ごしていても心のどこかで「まだ自分の家ではないんだ・・・」という思いがありました。

  • 半分しか返してないから「リビングとバルコニー分がまだ残ってるのか」
  • 「仮に今売ったとしても借金分は引かれるのか」

など、考えなくてもいいことが頭の中に浮かぶ時がありました。

でも、返し終わると

  • 全部自分のもの
  • 借金返済のことを考えなくて済む

という実感が湧いてきました。

これはとても気分が良いものです。

ローン返済後も掛かるお金

バスルーム

固定資産税管理費(マンションの場合)、修繕費などはローン完済後も必要です。

税金や管理費は通知が来たり引き落としされるので認識できるのですが、意外と忘れられがちなのが「修繕費」です。

10年くらい経過してくると、マンション備え付けの設備が経年劣化により故障し始めてきます

例えば、風呂の栓を開けるためのボタンが浴槽の縁(へり)にあるのですが、それが壊れてボタンでの栓の開け閉めができなくなりました。

ただし、風呂の栓については手動で開け閉めすればよいし、修理費もそれなりに掛かるのでそのままにしてあります。

修理

生活にそれほど支障がないものは、そのままにする方針にしています。

その他にも、キッチンのディスポーザーが動かなくなりました。

ディスポーザーが壊れると、シンクの水が流れなくなることもあるみたいです。

業者さんに見てもらったところ、ディスポーザーを交換するか外すかの2択とのこと。

ほぼ使っていなかったので外したいと思い、念の為マンション管理人に確認したところ、マンションの規約上ディスポーザーを外すのはNGなので交換の1択に。

キッチンシンク

ディスポーザー交換は大体10万円以上は掛かるため、詰まる度に掃除してなんとか乗り切っていましたが、詰まる回数が増えてきたので仕方なく交換しました(それでもセール時期を見計らって、なんとか8万円に抑えました)

マンション購入時に「こんな設備が最初から付いていますよ」と売りにしているチラシはよく見かけますが、マンション購入後に修理費が掛かるケースもあるので、これからマンションを購入する場合はこのあたりも注意しておくとよいです。

好きなことに使えるお金が増える

ローン返済後に掛かるお金もあるとはいえ、やはりローン返済中より使えるお金は増えます

今までローン返済のために我慢していたことにお金が使える

・いつも我慢していた少し高級なお菓子を買う
・遠出の旅行にいく
・ワンランク上のホテルに泊まる
・前から行きたかったお店のディナーに行く
・お世話になっている人にプレゼントを渡す
・部屋のエアコンを電気代を気にせず使う
ペットを飼う
時短家電を導入する

夢が広がりますね

住宅ローン返済後にやること

書類記入

ローン返済後に銀行から通知が来て初めて知ったのですが「抵当権抹消」という手続きをしました。

「抵当権」って?

万が一ローンが返済できなくなった場合に、物件を競売にかけて元金を回収できるように、銀行が物件を担保にできる権利を設定しておくためのものです

ローン完済後は銀行側の権利が必要なくなるため、その権利を抹消する手続きのこと。

購入した家にそのまま住んでいる分には問題はないのですが、もし家を売るとなった場合に抵当権が設定されたままだと売却できない等の問題が発生するので、忘れないうちにローンを完済した時点で手続きをしておくことをオススメします。

手続きは書類を準備して法務局に提出します。

司法書士に依頼すると大体2万円くらい掛かりますが、自分で手続きすれば2000円程度で済みます。

書類を準備して法務局に行くだけなので、そこまで難しくありません。

多少費用が掛かっても手間を省きたい、という人以外は自分で手続きすることをオススメします。

まとめ

  • お金の負担が減ることで毎月の支出が大きく減る
  • 貯蓄や投資や遊興費にまわせる予算が増える
  • 肩の荷が下り気持ちが楽になる
  • 設備や家具・家電のメンテナンスや修理・交換など、引き続き掛かる費用はある
  • 完済後は抵当権抹消手続きを忘れずに

「ローンのことを考えなくて済む」

個人的にはこれが一番嬉しかったかもしれません

一歩ずつ着実に返済していけば必ずゴールできます。

ローン完済後の楽しい未来を想像して頑張りましょう。

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シャリー

借金3000万を10年で返済し、純資産5000万円を形成。
自身の経験から、住宅ローンを早く返済して重圧から解放される人が増えて欲しいと思い、ローン返済の方法や節約・心地よく暮らすための情報を発信。

好きなもの:サーフィン、食べること
資格:FP(ファイナンシャルプランナー)3級、簿記3級、ネットワークスペシャリスト、システムアーキテクト、データベーススペシャリスト、情報処理安全確保支援士、応用情報技術者、基本情報技術者、ITパスポート

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