こんにちは、普段はIT企業でSEとして働きながら、住宅ローン返済や節約術について発信しています。
今回は私が実践している「食費節約術」をご紹介します。
食費は住宅ローンの次に、月の支出の中で最も大きな割合を占めます。
この食費を抑えることで、住宅ローン返済を前倒して利息も抑えることができます。
無理なく続けられる方法ばかりなので、1日でも早くローンから解放されて自由の身になれる手助けになれば嬉しいです。
買い物の最適化で節約の基礎を固める
直売所の活用:中間マージンカットの威力

スーパーで購入する野菜や果物は、実は多くの中間業者を経由しています。
農家の直売所では中間マージンがカットされるため、20〜30%安く購入できます。
私は、週末に近所の直売所でその週に使う野菜をまとめて購入しています。
スーパーと比べて鮮度が良いため、日持ちするのも嬉しいポイントです。

探してみると意外と家の近くにあるので、一度調べてみるのをオススメします。
チラシ見て回るよりも定番購入先を決める

「特売品を求めて様々な店舗を回る」という方法も一見良い節約術に思えますが、あまりオススメできません。
多少安くなるとしても時間を費やして疲れるだけで、結局外食に走ってしまっては本末転倒。
特に忙しい方は「この店舗=この食材」と決めておき、効率的に買い物するのがオススメです。
肉・魚は安い店を把握してまとめ買い・冷凍保存

肉や魚は店舗によって価格差が大きい食材です。
生活圏内で最も安く販売している店舗はだいたい決まっているので、そこでまとめ買いし、使いやすい量に小分けして冷凍保存するのが効率的です。
私の場合、比較的安価な「鶏むね」や「イワシ」を活用しています。

月に1〜2回まとめ買いすることで、買い物の手間も省けます。
家庭内の食材管理を効率化する
作り置きの活用:時間と食費の同時節約

平日の帰宅が遅くなると、
「疲れて料理する気力がない → 外食・デリバリー」
という流れに陥りやすいものです。
これを防ぐため、週末に次の週の「作り置き」をします。
例えば、以下のようなものをまとめて作っておくと便利です。
これにより平日は「温めるだけ」「サッと炒めるだけ」で食事が完成し、時間の節約にもなります。
冷蔵庫の見える化で食材を無駄にしない

プログラムの効率化と同じで、家庭の食材管理も「見える化」が重要。
冷蔵庫内の食材を定期的に確認し、使い切る献立を考えることで、
食材を腐らせることなく無駄な買い物が減ります。
私は冷蔵庫の中身を週に一度スマホで撮影し、それを見ながら次の買い物リストと献立を考えています。

意外と「あ、これ使わなきゃ」という食材が見つかります。
外食コントロールで大きく節約
外食・テイクアウトは週1回の「ご褒美」に

外食やテイクアウトは、自炊と比べると3〜5倍のコストがかかります。
これを「週1回までの特別なご褒美」と位置づけることで、”節約”と”ストレス解消”を両立させています。
例えば「平日は自炊、金曜の夜だけ好きなものを食べに行く」というルールにすれば、週末を楽しみに平日を乗り切れるし予算も立てやすくなります。
お弁当の習慣化でランチ代を削減

IT業界は昼食にかける金額が意外と高いですよね。
毎日1,000円のランチを食べれば月に2万円以上。
これを週3日でもお弁当に切り替えれば、月に1万円以上の節約になります。

お弁当を朝作る時間がない場合は、夕食を少し多めに作り翌日のランチ用に取り分けておくという方法もあります。
水筒(タンブラー)の持ち歩きで飲料費の節約

自動販売機やコンビニはとても便利です。
ただし、飲み物1本あたりの価格は小さく感じるかもしれませんが、毎日購入していると月単位では意外と大きな出費になってしまいます。
そこで有効なのが「水筒」を持ち歩くこと。
たくさんの利点があります。
まず、自分の好みに合わせた飲み物を準備できるという点です。
お気に入りのコーヒーや紅茶・お茶など、自分で作った本当に飲みたいモノを楽しめます。
また、オフィスにウォーターサーバーが設置されている場合は、好きな時に補充できます。
喉を潤したいだけであれば水や白湯として飲んでも良いし、コーヒーの粉やティーバッグを持参すれば、カフェやコンビニで購入するよりもはるかに安く楽しむことができます。

さらに、街中には無料で利用できるウォーターサーバーが数多く設置されています。
「Refill Japan」のようなサービスを利用すれば、全国の給水スポットをマップで確認できます。

でも水筒洗うの面倒じゃない?

食洗機対応やパーツが少ないモデルを選べば、
後片付けの負担も大幅に軽減できます。
最近では、デザイン性に優れた軽量タイプの水筒やタンブラーも多数販売されており、機能性とファッション性も両立できます。
外出前に食事の準備をしておく

外出時に空腹で外食してしまうことを防ぐため、「すぐ食べられるもの」を外出前に用意しておくことも大切。
例えば、冷凍ごはんとカレー、味噌玉(味噌と具をラップに包んだモノ)があれば、帰宅後10分で食事ができます。

あえて「当日中に食べないとイケないモノ」を準備しておくと、より効果的です
賢い節約のためのテクニック
ふるさと納税で食材を効率的に入手

ふるさと納税は実質2,000円で様々な返礼品が手に入る、賢い家計管理術です。
私は昨年、野菜(定期便)、肉、魚、干し芋を選びました。

特にお米や調味料など日持ちする食材を選べば、長期的に家計の助けになります。
コスパ食材を中心としたレシピローテーション

次の食材は特に栄養価が高くコスパに優れているため、我が家の献立の中心になっています。
これらをベースにしたレシピをいくつか覚えておくと、安価で栄養バランスの取れた食事が可能になります。

買い物で迷う時間も減ります
「外食ガマン分」を住宅ローン繰上げ資金に回す

これは心理的なテクニックですが、
「今日は外食せずに自炊したから2,000円浮いた」というお金を、専用の口座に貯めていくと効果的です。
月末にその金額を確認すれば「食費節約 → 住宅ローン返済」という目標への動機づけになります。

家計簿アプリで「浮いたお金」を記録するだけでも、数字で見える化されることによって節約の実感が湧いてきます。
1週間分の献立を先に決めて買い物リストを作成

システム設計と同じで、食生活も「設計」が大切です。
週末に次の1週間分の献立を決め、それに基づいて買い物リストを作成します。
これにより、
よりラクにしたい場合は、曜日ごとにメニューを固定すれば買い物も献立も悩まなくて済みます。

料理のバリエーションを増やさなくても、
工夫次第で満足度は十分に得ることができます。
まとめ
- 直売所の活用
- 安い店を把握→まとめ買い→冷凍保存
- 作り置きで時間と食費を削減
- 冷蔵庫の見える化
- お弁当・水筒で外食の誘惑に勝つ
- 外食はご褒美にしてモチベーションUP
- ふるさと納税でお得に食材ゲット
- コスパ食材を使用
- 外食費が浮いた分を住宅ローン繰り上げへ
食費節約は単に「安いものを買う」だけではなく、時間や労力も含めた総合的な効率化が重要。
特に忙しい業界で働く方は「時間」という貴重なリソースを考慮した節約術を実践すべき。
無理なく続けられる範囲で、少しずつ習慣化していくことが長期的な家計改善につながります。
自分のライフスタイルに合った食費節約法を見つけて、住宅ローン返済を加速させましょう!
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