IT企業でSEとして働きながら、家計と暮らしについての情報を発信しています。
今回は、我が家の洗濯乾燥機購入時の経験を元に、賢い購入のコツを惜しみなくお伝えします。
洗濯乾燥機の価格相場を知ろう

まず、洗濯乾燥機の価格相場について
2024年時点の一般的な洗濯乾燥機の価格帯は以下の通り。
ただし、これらはメーカー希望小売価格の金額。
実際の販売価格は、各販売店での値引きによって大きく変動します。
メーカー指定価格制度について

一方で各販売店での値引きができないケースもあるので、こちらも把握しておく必要があります。
それが、昨今家電業界で導入され始めている「メーカー指定価格制度」。

2025年2月時点では「パナソニック」と「日立」が導入しています
「メーカー指定価格制度」とはメーカーが指定した価格で販売され、店舗による独自の値引きが不可能。
その代わりに、メーカーが在庫リスクを負い売れ残った商品の返品を受け付けてくれる。
製品の値崩れを防止しメーカーの利益率を安定させるメリットがある反面、消費者にとっては値引き交渉の余地がなくなるというデメリットがある。
しかし、このメーカー指定価格も時期によって変動するため、タイミングを見計らうことで大きな節約が可能です。
お得に購入できる時期を狙おう
新機種発売前のチャンス

洗濯乾燥機の新機種は、主に9〜10月に発売。
新機種発売の1〜2ヶ月前から旧モデルの値下げが始まるため、7〜9月あたりが狙い目。

特に発売直前の1ヶ月間は、最大で定価の30%程度まで値下がりすることもあります
新機種発売後の価格変動
新機種発売後も、およそ1〜3ヶ月おきに段階的な値下げが行われます。

私の経験では、発売から1ヶ月〜半年後には10〜15%程度、1年後には20%程度の値下げが期待できます
過去の価格推移をチェックしよう
価格.comの価格遷移グラフ活用法

価格.comの商品ページには「価格推移グラフ」という便利な機能があります。
これを使えば、過去2年間の価格の推移を確認可能。
具体的な使い方:
- 気になる機種のページを開く
- 価格推移タブをクリック
- 過去の値下がりパターンを確認
- 大きな値下げのタイミングをチェック

狙っている機種の1世代前のモデルの価格推移も参考になります
価格変動を見逃さないための便利ツール
価格.comの価格変動通知機能

価格.comでは、指定した商品の価格が設定金額を下回った際に通知してくれる機能があります。
設定方法:
- 会員登録(無料)を行う
- 対象商品の「価格変動通知」をクリック
- 希望金額を設定
- メールアドレスを登録

理想の価格になった時にすぐに購入アクションが取れます
買い替えの追加コストを考慮しよう

リサイクル料金の確認
洗濯機の買い替えでは、古い機器のリサイクル料金が必要。

ただし、以下のような方法でリサイクル料金を節約できます
私の事例
購入タイミング

2024年10月発売のパナソニックNA-LX127DLが当初348,480円。
1ヶ月後の11月2日に310,780円に下がり、37,700円(約10%)安くなったため、そのタイミングで購入。
旧機種のNA-LX127CLが、新機種発売前の2023年8月に247,000円とかなり下がっていたので、そこで購入できればよかったのですが、今回は逃してしまいました(購入を迷っていた時期だったため)。

ちなみに、新機種が安く(310,780円)なったタイミングでも、旧機種は327,945円となぜか新機種より旧機種が高い状態でした
購入場所
ヤマダ電機(店舗)で購入。

ネットではなく店舗を選んだ理由は、

下取りや保証はネットでもあまり変わらないかもしれませんが、その他のサービスや手続きのメリットが大きかったので今回は店舗にしました
下取りの洗濯機は100円で売却。

「製造から7年以内」「特定のメーカー」「正常に動作する」など条件はいくつかありますが、リサイクル料金が掛かることに比べたら100円でも買い取ってくれるのは助かります。

古くなったり壊れたりする前に買い替えた方がリサイクル料金が掛からないので、トータルで考えるとお得です。
まとめ

以上の方法を組み合わせることで、私の場合は発売当初のメーカー指定価格から10%程度安く購入することができました

購入タイミングを変えるだけで、10%〜30%程度お得に買うことができます。
これらのポイントを参考に、賢いお買い物を実現してください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました
この記事が皆さんの家計の節約に少しでもお役に立てば幸いです。
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