「これ、直せるかも?」
動かなくなった腕時計、壊れた帽子のベルト。そんなちょっとした不具合、あなたならどうしますか?
つい「もう使えないな」「買い替えた方が早いかも」と思ってしまいますよね。
けれど実は、自分で手を動かすだけで意外と簡単に直ることって、少なくありません。
しかもそれが節約につながり、ちょっとした達成感や気分転換にもなるから驚きです。
今回は、私自身が実践して感じた「DIY修理の楽しさ」と、そこから得られるメリットをお話しします。
なぜ自分で修理するのか?

◎ 節約になる
まず、言うまでもなくお金の節約になります。
たとえば腕時計の電池交換。
お店に持ち込めば1,500円以上かかりますが、自分でやれば数百円で済むんです。
ちょっとしたことかもしれませんが、積み重ねれば確実に効果が出てきます。

近所で何店舗か調査したところ、最安でも1600円でした。
◎ モノを大切にできる

「直してまた使える」体験をすると、ものへの愛着がぐっと増します。
「次は壊れないように丁寧に使おう」と自然と思えるのも、DIYの隠れた効果です。

ストーリー(背景)があると思い入れが深くなり、使うたびにテンションがあがります
◎ 自信と達成感がある

修理が成功したときの「できた!」という感覚。
これが思っている以上に気持ちいいんです。
大げさではなく、暮らしの中で自分の手で何かを解決する経験は、日々のストレス解消にもなります。

「自分で直せた」という達成感が自信に繋がります
実際にやってみたDIY修理
◆ 帽子のベルトを修理

キャップのベルト部分(アジャスター)が経年劣化で壊れてしまいました。
ベルト部分を修理するという発想がなかったので「捨てるしかないか……」と諦めていました。
そんな時、ネットでベルト部分のみが割と安い値段で販売されているのを見つけ、
「これくらいなら直せるかも」と思い試しに購入。

針と糸で縫い付けてみました。

修理したキャップは、むしろ新品のようにしっくり。
「また被ろう」と思える気持ちが戻ってきたのがうれしかったです。

何十年ぶりに針と糸を使ったので、慣れるまでに少し時間がかかりましたが、
学生時代の思い出が蘇ってきたり、意外とで楽しい作業でした。
◆ 腕時計の電池交換に挑戦
数年使っていた腕時計が止まってしまい、電池切れと判明。

裏蓋を確認するとネジ式だったので、ドライバーを使って自分で交換しました。
- 準備したもの:ボタン型電池、精密ドライバーセット(両方とも100均一で購入)
- 費用:200円
- 作業時間:30分
ネットの解説動画を見ながらだったので、初めてでも問題なし。

同じ構造の時計の動画を探すのと、同じ構造の時計の動画を探すのと、
小さいネジを回すのに少し時間がかかりました。ネジ穴が潰れてドライバーが滑る場合、ネジ頭とドライバーの間に太めの輪ゴムを挟んで回すと摩擦が増し、回しやすくなります。


時計が動いた時の達成感は、なかなか他では味わえないものがありました。
DIY初心者でもできるの?

もちろんできます。
今はYouTubeやブログなどで、詳しい手順やコツをわかりやすく解説してくれている人がたくさんいます。
工具も、最初は100円ショップやホームセンターで揃う範囲で十分です。

「失敗してもいいや」という軽い気持ちで始めると、案外楽しくなってきますよ。
節約以上の価値がある

DIY修理は、お金の節約だけではありません。

生活の中にこんな小さな達成感があるだけで、気持ちが前向きになれます。
まとめ
壊れたからといってすぐに「買い替え」や「業者に依頼」と考える前に、一度立ち止まってみてください。
「これ、自分で直せないかな?」と。
ほんの数分、ほんの数百円で、ものが生き返ることがあります。
そしてその経験が、節約になり自信にも繋がります。
直すことで得られる喜び、ぜひあなたにも体験していただきたいです。
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